残された家族が困らないように、また自身がどう過ごしたいか元気なうちに人生の棚卸しが必要です。
- 「何から取り掛かれば良いか分からない」
- 「家族や身近な方の終活のお手伝いをしたい」
そんな方にオススメなのが終活ライフケアアドバイザー資格です。
終活ライフケアアドバイザーは、終活に関する知識を身につけてお手伝いができる資格です。
今回は、終活ライフケアアドバイザー講座の特徴から取得までのロードマップを紹介していきます。
終活に関する意識調査
「終活」という言葉は誰もが知っていますよね。
しかし終活という言葉は知っているけど、実際に終活を行っている人は25%程度しかいません。
70歳以上を対象に「人生のラスト(終活)に関する意識調査」をした結果では、
- 「エンディングノートや紙にまとめている」・・・13.1%
- 「保険・証券や資産の場所、葬儀について家族や信頼できる人に伝えている」・・・15.2%
- 「何もしていない」・・・58%
半数の方が終活に関して何もしていないという結果にとどまりました。
引用元:株式会社パズルリング
終活ライフケアアドバイザー講座(資格)の特徴
終活ライフケアアドバイザー講座は、一般社団法人日本技能開発協会が認定している資格です。
講座は「ラーキャリ」という通信講座で学ぶことができます。
通信講座なので受講から試験までは全て自宅で行います。
「ラーキャリ」は講座期間の縛りがないので、自分のペースで納得いくまで学習が可能です。
資格取得後は、「一般社団法人 日本技能開発協会」より正式な証書が発行されます。
学習方法
教材は、4点(テキスト・問題集・添削課題・資格試験認定試験)同封してあります。
申し込んでから本試験までは知識量によりますが最短1ヶ月で進められるようカリキュラムを設定しています。
カリキュラムは3つあります。
- Part.1 終活の基礎知識
- Part.2 終活の進め方
- Part.3 終活の準備と注意点
順番に取り組むことで、終活とは?という基礎的な知識からお金や相続の管理など、終活ライフケアアドバイザーとしての役割を学習します。
また、終活の落とし穴など実際に起こりうることを想定した内容も含まれているため実践的な部分も学べます。
サポート体制
ラーキャリは、学習期間の縛りがないので自分が納得いくまで学習に充てられます。
質問は、ラーキャリ専用LINEにて24時間いつでも質問可能です。
また、添削課題は希望者のみの提出です。
他通信教育は一般的にカリキュラムが1つ終了するごとに添削課題が必須となります。
ラーキャリは、添削課題提出を希望しなくても最短で本試験を受けることもできます。
合格率
合格率は公式HPにも記載はされていませんが、テキストでしっかり学習していれば合格できます。
難易度も低く、試験は自宅で受けることができるので見返しながらすることが可能です。
費用
終活ライフケアアドバイザー講座の費用は以下の通りです。
- 通信講座+試験:¥49,500
- 試験のみ:¥11,000
また、試験合格後の認定証は講座費用に含まれているため、追加の会費等も支払う必要はありません。
終活ライフケアアドバイザーについて、ある程度知識がある方ならそのまま試験のみを申し込みできます。
※不合格の場合は、2回までは無料、3回目は¥5000必要となります。
終活ライフケアアドバイザー講座(資格)の口コミ・評判
「ラーキャリ」で受講できる終活ライフケアアドバイザーですが、通信教育「ラーキャリ」の口コミでは最短で資格取得、期間縛りがないなどの面で高評価という口コミが多い印象でした。(「アール博士の資格合格ラボ」より抜粋)
その一方で通信教育は生活の上で役に立つような生涯学習が多いです。
資格があれば仕事が取れることは難しいためスキルアップのひとつとして考えましょう。
低評価
- テキストのみの教材だから合間の時間に勉強は難しい
- 資格をとっても独立は難しい
動画視聴はなくテキストのみの教材で時間を確保して勉強しないと理解できないと言う口コミもありました。
また取得後の独立は難しいです。資格取得はあくまで効率よく知識を身につける方法です。
独立を目指すなら営業スキルや資格の知識以外のスキルも必要になるからです。
高評価
- テキストはイラストや図が豊富で分かりやすい
- 講座期間の縛りがなく自分のペースで取り組める
テキストは、イラストや図での解説が多いので内容も分かりやすいとの口コミが多かったです。さらに、ラーキャリは講座期間に縛りがないのも通信教育には珍しく、講座内容をじっくり理解するまで取り組むことが可能です。
終活ライフケアアドバイザー講座(資格)のメリット・デメリット
デメリット
- 資格の知名度が低い
- 内容が網羅的だが薄い
終活ライフケアアドバイザー資格は、民間団体の資格なためか認知度は低いようです。
初心者にはとても分かりやすく網羅的に学べるが、あくまで終活のアドバイスができる前提なので専門的な知識は浅いようです。
メリット
- 資格を早く取得できる(本試験申し込みだけでもOK)
- 課題提出しなくても試験を受けれる
- LINE質問は24時間土日祝いつでも質問できる
一番のメリットは、資格を最短でとれると言う口コミが多かったです。
課題を提出せずともある程度理解していたなら、最短2週間で合格できたという方も。
また、質問がLINEでできるのはラーキャリの特色であり、受講生からも高評価です。
まとめ
- 終活ライフケアアドバイザーは、終活を進める方へのお手伝いができるようになる
- 早く資格を取得したい方にオススメ
- 課題提出は希望者のみで自分のペースで本試験に挑める
- 質問もいつでもLINEで疑問をすぐ解決
終活ライフケアアドバイザーは、認知度はまだ低いものの今後需要が高まる資格ともいえます。
終活を知っているけど実際行っていない、どう取り組んで行けばいいか分からない方のために適切なアドバイスをして人生が豊かになるようお手伝いができるやりがいのある資格です。
是非本記事を参考にチャレンジしてみてください。