終活関連資格の一つでもある終活アドバイザー。
終活アドバイザー資格で学ぶ「終活」は今後確実に需要が高まっています。
その背景には、2025年には日本人の4人に1人が後期高齢者(75才以上)とも言われる”超高齢化社会”へ突入していきます。
終活アドバイザー資格を取得することで、終活を総合的に相談できる窓口になることができます。
今回は、終活アドバイザー講座(資格)の受講内容や費用、口コミなどをまとめて紹介していきます。
本記事を読むことで、こういった悩みや疑問点を解決出来るでしょう。
- 資格の取得後に自分の終活に活かしたい
- 資格の取得は簡単なの?
- 資格を取得するための学習はどのような内容?
終活アドバイザー講座(資格)の特徴
終活アドバイザーは、NPO法人ら・し・さが主催する民間試験です。
受験資格は、協会が認定する指定教育機関で講座を受講することが必須です。
ですので、独学での資格取得はできません。
指定教育機関は、株式会社ユーキャンで終活アドバイザー資格が受講できます。
ユーキャンの終活アドバイザー受講はこちらから
終活アドバイザー講座(資格)の学習方法
本講座は、3冊のテキストと副教材として、他5点同封されています。
- ら・し・さノート(エンディングノート)
- 要点チェック問題集
- 添削課題集(3回+修了試験1回)
- らしさノート活用ガイド
- ガイドブック
取得までの期間は、1日30分〜1時間を学習目安として4ヶ月の設定でカリキュラムを組んでいます。
4ヶ月過ぎても最長8か月までは受講可能なので自分のペースで勉強できます。
教材内容は、”終活とは?”という基礎知識をはじめ、社会保険制度、財産管理や相続対策、公的制度の仕組み、お葬式のことなど、幅広い知識が身につきます。
また、副教材のら・し・さノートでは自身の終活のエンディングノートとして活用できます。
要点チェック問題集では、実際の検定試験と同じ形式なので試験対策もバッチリです。
終活アドバイザー講座(資格)のサポート体制
受講生専用のポータルサイトでしっかりサポートしてくれるのでつまずくポイントをしっかり克服
- 合格までの学習スケジュール管理
- 復習に最適な学習メニュー(動画やテストなど)
- 質問フォーム
- 添削課題の提出履歴
- 講座に関するよくある質問
- 学習以外のよくある質問
(引用:みん評https://minhyo.jp/u-can )
ユーキャンの会員になると、添削や質問、課題提出履歴などを閲覧できるようになります。
また、レッスンの要点や試験の出題箇所など、解説動画も見れるので、テキストとの併用がおすすめです。
終活アドバイザー講座(資格)の合格率
合格率は、公式HPでは非公開となっています。
しかし、ほぼ100%合格とも言われています。
60点以上で合格となりますので、しっかり試験対策していれば問題なく解けます。
もし、試験に落ちたとしても受講期間の8ヶ月以内であればいつでも試験を受けることが可能です。
終活アドバイザー講座(資格)の費用
講座料金
一括払い:¥35,000
分割払い:¥2,980×12回払
合格後終活アドバイザー協会へ入会が可能です(入会金¥4,000、年会費¥6,000)
※合格後の入会は必須でしたが、2022年からは任意での入会となっています。
入会しない方は、”受講修了者”という形になります。
「終活アドバイザーとして仕事を獲得していきたい」という方は、是非終活アドバイザー協会へ入会しましょう。
入会すると認定証、会員証の発行や最新の終活情報やセミナー等に参加できます。
終活アドバイザー講座(資格)の口コミ・評判
実際受講した方の評判は、受講内容には満足している方がほとんどです。
一方で資格取得後に「終活アドバイザー」として名乗るには、協会にお金を払わなければいけないことに疑問を感じている人がほとんどでした。
低評価の口コミ
- 「受講料が高い」
- 「添削課題提出を郵送したけど返送が遅い」
- 「質問返答が遅い」
終活アドバイザー講座は、他の終活資格に比べて割高な印象のようです。
実際に終活カウンセラー講座2級の場合は、15,000円で受講可能です。
しかしカウンセリングに注力した資格なので1日で終活の基本的な内容理解から資格取得までしていきます。
終活カウンセラーを目指すには1級取得が必須となり、その分費用は終活アドバイザー資格より高くなります。
終活アドバイザー資格は、エンディングノートの書き方はもちろん、基本的な終活の知識や
死生観まで学べるのでコスパが良い講座ともいえます。
また、質問や添削課題返答については公式HPに返答日数は明確にはしてませんが、
添削課題郵送は2週間、質問指導には1週間かかったとの口コミが多く見られました。
高評価の口コミ
- 「学習は無理なく自分のペースで進められた」
- 「コンピューター添削で分析するから自分の弱点が分かる」
- 「FP講座の内容も一部学べる」
ほとんどの方が終活について詳しい知識が得られたという高評価でした。
また、FP(ファイナンシャルプランナー)や社会福祉士などの知識も一部学べることから専門的な知識も自身の終活にも活かされるでしょう。
終活アドバイザー講座(資格)のメリット・デメリット
終活アドバイザー講座(資格)のデメリット
・終活アドバイザーと名乗るには合格後終活アドバイザー協会への入会が必要
・民間資格なので直接収入アップには繋がりにくい
終活アドバイザー講座(資格)のメリット
・本講座を進めながら自身の終活も理解が深まる
・事例が分かりやすく図やイラストも豊富でよかった
終活アドバイザー講座で取り扱う講座は、身近に起こりうる出来事をテーマにしている場合が多いため、自分ごととして考えられます。
しかし、ある程度終活の知識を理解した方からすると少し物足りない内容のようです。
終活アドバイザー講座(資格)のまとめ
終活アドバイザーは、納得のいく人生の締めくくりをアドバイスをする終活の専門家です。
需要が高まる終活では、資格を活かして無料相談やセミナーを開き、徐々に口コミが広がることで企業からの依頼やメディア記事の監修など収入に繋がることも可能です。
終活と一括りにしても、保険や相続、お墓のことなど1人では絶対にできないことが多いです。
のこされた家族や周りの人が、終活をやるときに困らないように手助けをしていき人生後期を明るくその人らしく生きるためのアドバイスができることがとても重要です。
資格取得は全て自宅で自分のペースで学習を進めていけるので是非終活アドバイザー資格に挑戦してみましょう。