残りの人生を有意義に過ごすには終活は欠かせないものとなっています。
しかし、終活をしている人は4人に1人という実態調査が明らかに。
終活は親子でさえも踏み行った話ができない専門知識やサポートが必要となり、事を進めるには困難に感じている人が多いようです。
終活ガイド資格は、終活の専門家として地域の相談や困りごと、もちろん自身の終活にも対応できるようになります。
今回は、終活ガイド資格の特徴から資格取得方法、口コミも含めて紹介します。
終活ガイド講座(資格)の特徴
終活ガイド資格は、一般社団法人終活協議会が認定する民間資格です。
終活ガイド資格は3万人以上の資格保有者がいる実績もあり、今後注目の資格ともいえます。
さらに、数ある終活関連資格の中でも終活ガイドは3級〜1級まで3つのランクに分かれているので目的別に取得できるようになっています。
そのため、終活ガイド2級を受ける前に3級を受ける必要はありません。
いきなり終活ガイド2級を受講しても構いません。
セミナーや講師を目指している方は、終活ガイド1級に挑戦するのも良いでしょう。
学習方法:終活ガイド(初級)3級
誰でも受けることが可能です。
終活ガイド資格とはどんなものか?試しに挑戦してみたいという方にオススメです。
終活の概要をつかむことが目的ですので、深い知識は必要ありません。
公式HPの講座内容の動画(22分)を視聴後、そのまま動画下の”3級テストを受ける”ボタンをクリックしテストを受けることが可能です。
所要時間は1時間あれば受けられます。
- 問題は10問で、6問以上で合格(はい/いいえの2択問題)
- フォーム送信後に合否判定はすぐに出る
学習方法:終活ガイド(中級)2級
終活ガイド2級は、講座受講が必須となります。
- 取得費用:5,000円
- オンライン教材(有償で紙の教材購入可能)
- 講習は以下の3種類から選べる
- 全国各地の会場での講習
- Zoomによるオンライン講習
- 24時間オンライン配信講習
- 講習時間は3時間
- 試験は10問。6問以上の正答で合格
決まった時間が取れない、講習会場での受講が難しい方は24時間オンライン配信講習がオススメです。講習終了後に試験を受けてその場で合否が分かります。
学習方法:終活ガイド(上級)1級
- 取得費用:50,000円
- 通信講座とwebテスト(教材2冊届きます)
- 問題50問。40問以上の正答で合格
- 合格者には無料で認定証発行
合格後は上級者専用ページがあり、終活の最新情報やセミナー、他講師や講座の受講なども受けられます。
サポート体制
質問は、365日いつでも公式HPから受け付けています。
3級は講義終了後に簡単なwebテストで合否が分かりますので難なくできます。
2級は、会場受講やZOOM受講は講師へ質問が可能。
1級については、専用ページよりweb資料閲覧はもちろん合格後も終活の情報を共有できたり終活ガイドの先生として活躍、セミナー会場選びなどの手厚いサポートが受けれます。
合格率
公式HPでは非公開となっていますが、どの級も動画やテキストを理解していれば合格できます。もし、不合格となっても追加料金なしで試験を受けられます。
費用
- 3級(初級):無料
- 2級(中級):5,000円
- 1級(上級):50,000円+年会費3,000円
再試験に追加料金は発生しませんが、認定証発行は3級と2級は有料となっています。
終活ガイド講座(資格)の口コミ・評判
終活ガイド資格は、通信教育の学習ではなく終活協議会で申し込みから受講、試験まで一貫して行っています。3級は1時間あれば講義からテストまで受けれる手軽さから中には基本的な知識しか学べなかったという口コミも。それぞれの級の低評価、高評価の口コミを集めてみました。
低評価口コミ
- 終活の基本的な内容で少し物足りない(3級)
- 講師にムラがある(2級)
- 難易度が高くなり1回では合格できなかった(1級)
終活ガイド講座2級では、1級合格者が別講座に合格後、講師になることもあります。(1級合格者サポートの一つ)そのため講師によっては教え方にムラがあるという口コミもありました。
1級は、上級者向けの内容になっているので一気に難易度が高くなります。
しかし、不合格だったとしても何度でも追加費用なく再試験ができるので諦めずに挑戦していきましょう。
高評価口コミ
- 初級中級上級とありますが、初級は特にその傾向が強いです。易しいです。(3級)
- ご高齢の方がわからないところまで聞かれたら答えれるレベルになりたいと考え、上級取得を目標に中級も取得しました。(2級)
- 1級を取得してからのサポートが充実している。セミナー開催や相談業務についての本部サポートがあったり、いつでも学習することができるように、動画や資料などを最新のものが学ぶことできるようになっているので、終活ガイドとして安心して活動することができています。(1級)
3級は難易度はとても低く簡単に資格取得ができるのが良いという口コミが多かったです。
2級からは実際に自身の仕事に活かせたりセミナーで講演をするために資格を取得している人が多く、スキルアップとして活用しているようです。
終活ガイド講座(資格)のメリット・デメリット
終活ガイド資格は、web講座テキストなので空いた時間にできるのがメリットです。
費用は3級と2級は難易度もそこまで高くなく料金も良心的ですが、1級になると50,000円と高額になるので高いというデメリットを感じている人もいるようです。
しっかりと吟味してからどの級を取得するか検討していくのが良いでしょう。
終活ガイド講座(資格)のデメリット
終活ガイドのデメリットは、在宅学習なので空いた時間に勉強できる一方で学習スケジュールを立てていないと、維持できないことです。
また、仕事に関しては民間資格のため資格のみでの独立は難しいです。
1級資格まで取得したほうが終活協議会のサポートも厚く今後集客できれば開業しやすいでしょう。
終活ガイド講座(資格)のメリット
- 自分が終活を始める前に基礎知識を得たいと思いました(3級)
- 仕事だけでなく自分や家族のためにも役に立つ知識が学べたと思います(2級)
- 資格取得後も活動のサポートをしてもらえるのでありがたいです(1級)
終活ガイド資格は、目的別に級が分かれているので自分の目的に合わせて資格を取得できるのがメリットだといえます。
まとめ
- 終活ガイド資格は一般社団法人終活協議会が認定する民間資格
- 取得目的や難易度で段階的に級を選べる
- 質問は365日いつでも可能
- 1級取得者は終活スペシャリストとして支援をしてもらえることが重要ポイント
今後は誰もが終活をする時がくるのが現実です。
残りの人生をどんなエンディングで迎えたいか、元気なうちに終活していくことは今後の人生も大きく変わっていきます。
終活ガイド資格は、終活をする人を多岐に渡って悩みを解決できるスペシャリストになれます。
一般社団法人終活協議会も長年終活業界でサポートをされている団体です。
是非終活の分野で活躍したい、自身の終活を進めて行きたいという方は終活ガイド資格に挑戦してみましょう。